品質管理

卵は卵殻という優れた容器に入っている自然食品です。しかし、温湿度管理や衛生管理が不十分であると細菌の付着繁殖や鮮度の低下を招きやすくなります。また、鶏の飼養状態や飼料の安全も社会的に関心の高いテーマとなっています。当社の国内指定農場では、ヒナの育成や成鶏の飼養条件また、鶏舎設備の衛生を厳密にコントロールして安全に生産される環境を整えています。

HACCP(ハサップ)を導入した衛生管理を実現

卵は一般食品以上にきめ細かく、製品化までの工程をトータルに管理する必要があります。当社は、NASAが宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理方式、HACCP(危害分析重要管理点)システムを導入しております。従来の抜き取り検査に比べ、原料卵の受け入れから製品化までの各工程であらかじめ危害を分析し、その危害を防止するための重要管理点を継続的に監視、記録する事により安全性が高く、万が一問題が起こった場合も危害を未然に防ぐ事ができます。

殺菌特許製法

国際基準以上の殺菌技術

当社の殺菌液卵は、国際基準よりさらに安全性を求めて、66℃ 3.5分保持で連続殺菌しております。その為サルモネラ菌は存在しません。一般生菌数も限りなく無菌に近づけております。また、自社検査室にてロット毎に検査を行っておりますので、検査結果をすぐにお伝えする事もできます。

サルモネラ菌を死滅させる連続殺菌規格

●当  社・・・・65℃~66℃ 3.5分保持
●ヨーロッパ・・・65℃ 3.5分保持
●アメリカ・・・・62℃ 3.5分保持
●日  本・・・・60℃ 3.5分保持

サルモネラ対策にいち早く取り組み、衛生学の進んだアメリカやヨーロッパでは上記以下の加熱では殺菌した製品とはなりません。
当社はサノボ社製の殺菌機を使用しており、卵の物性変化は最小限に、菌だけを死滅させます。